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【第十六話】日本のデニムは沼津から!?

日本初のデニムと聞いて、岡山県・倉敷市を思い浮かべる人も多いはず。

しかし・・・日本のデニム史はなんと沼津市でスタート!? 静岡に刻まれたデニム100年の歴史を

紐解きます。現在はお隣の駿東郡清水町にある「山本被服」様、こちらは97年前に沼津市にて創業で

なんと・・・実は1926年創業された時に国産のオーバーオール製品を作っておりました!!!

同社いわく、最近になり(ブランドの)革パッチを商標登録していることが分かり、静岡・沼津発で作

っていたと証明できることになったということです。

日本デニム発祥の地として知られている岡山県倉敷市。その歴史は、1960年代にアメリカから輸入した

デニム生地でジーンズを作ったことから始まったと言われています。

 そして、山本被服様の商標登録を見てみると…。昭和6年、1931年の日付が。倉敷市のデニム作り

より30年も早いことになります。

そして創業100周年を迎えるのに合わせ、100年前のその姿を蘇らせたそうです。100年の時を超え復刻

したオーバーオール。沼津から始まった歴史の1ページ目ががきょうも紡がれております。