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【第十八話】大川家長屋門

松濤館より南へ数分のところにございます「大川家長屋門」

こちらは北条水軍の後裔と伝えられております大川家が江戸後期~明治初期に建てたと

いわれております。大川家は江戸~明治にかけて津元(網元)を務めた家柄でございます。

この門は津元の威厳を示す表門であると云われ、かの渋沢栄一の孫の渋沢敬三が

「豆州内浦漁民史料」を編纂するきっかけとなった古文書が保管されていたのが

この長屋門と伝えられております。